■管理人るか体験記 2002年4月12日
 《ディズニーランド10周年 バースデイ スペシャル エディション》

2002年4月12日、ディズニーランドは10周年を迎えました。そしてこの日だけのスペシャル イベントが行われました。イベント内容はこちら。
 ◆10:20「The Main Street March」
 ◆10:30「Happy 10th Birthday, Disneyland Park!」
 ◆20:50「10th Birthday Firework Display」

 ディズニーランド(以下DLP)エントランスに8時過ぎに到着して、開園を待っている10人ほどのゲスト達と一緒に8:30まで待っていました。直営ホテル宿泊者は1時間早く入園できるので、専用エントランスからちらほら入場していましたが、全ての直営ホテル宿泊者が入場できたかどうかは分かりません。開園の8:30には50人ほどのゲストが待っていましたが、ウォルト ディズニー スタジオ(以下WDS)のグランドオープニングのような混雑はなかったです。というか、50人じゃ少ないのでは?とちょっと寂しい気持ちでした(笑)
 入場してとりあえずキャッスル前のプラザ、ケーキの特設ステージまで行ってはみたものの、誰もセレモニー待ちゲストはいない状態。キャストに訊いても「え?今から待つの?待っててもいいけど、あと2時間もありますよ。」とのこと。そうですよね〜、東京とは違いますよね〜。というわけで10周年の限定ピンが発売されるので記念に買っておこうかと思い、プラザ横にあるピンステーション ワゴンに並ぶことにしました。
 WDSのオープンの時に知り合った人やいつも見かける人もいて、みんなで楽しく購入待ち(ショップは9時からのオープン)。相変わらず殺気だったものはなくて終始和やかに進み、無事に記念のピンを購入出来ました。いやー、やっぱりピンは高い!「私にはピン コレクションは無理無理。」なんて思いながらも後でピンをデザインしたアニメーターから記念のサインが貰えるのでしっかりとバッグにしまい込んで、次は10周年セレモニーへ向かいました。

 ピンを購入したゲストも続々とキャッスル前の特設ステージへ移動していましたが、余裕で真ん中の一番前を確保できてしまうというのんびりムードでした。ですがこれが敗因。計算が甘かったんですね。端のポジションを確保しているゲストもいて、あれ?とは思っていたんですけど・・・。なんとステージ手前に作られた別ステージが「くせ者」。そんなこととはつゆ知らず、1時間弱その場で待機。20分前にはメインストリートUSAにもプラザの周りにも沢山のゲストが集まりだしていました。 いよいよパレードとセレモニーの「The Main Street March」&「Happy 10th Birthday, Disneyland Park!」。ガイドマップには10:20からとありましたが、ちょっと遅れてマーチングバンドがやってきました!オーソドックス スタイルのマーチングバンドに続いて今年のアンバサダー「クリストフ」さん。そしてミッキーをはじめとするキャラクター達(ミッキー/ミニー/グーフィー/チップ&デール/プリンセスなどなど)とダンサー、そして今日のメインである『ディズニー ベイビー』。そう、1992年DLPがオープンした4月12日その日に誕生した子供達は『ディズニー ベイビー』と名付けられ、各地方から選ばれた21人の子供が皆お揃いのトレーナーに身を包み、ケーキの帽子を被って登場しました!メインストリートUSAからプラザをぐるっと回ってステージ後方に到着。(※実はパレードは位置的に殆ど見れませんでした。)ステージに上がりシルクハットを被った紳士が司会進行役でセレモニーが開始されました。「今日この日、ディズニーランドは10周年を迎えることが出来ました。10周年おめでとう!」とかなんとか言っていて、盛大な拍手で10周年をお祝い。そして主役であるディズニーベイビーにも拍手で誕生日を祝い、ミッキー達からピントレード用のランヤードをプレゼントされました。最後には記念撮影も行って、10周年のテーマでフィナーレ!(※この曲いいんです。CDでないかな(^-^))プラザの周りに配置されていた巨大プレゼントボックスからクラッカーが発射され、色とりどりのテープがキャッスルをバックに舞い上がりました。この間セレモニーは15分ほど。・・・さて「くせ者」とは。「別ステージ」はカメラマンの撮影専用スポットでした!終始カメラマンの頭が写真に納められる結果と相成りました。くすん。

 セレモニー終了後、ちょっと足をのばしてWDSへ行きました。前回グランド オープニングで見損ねた(寝てしまった)「アニマジック」を見に行って、ついでにディズニー ビレッジにも寄ってまたパークへ戻ると、アニメーターのサイン会がすでに始まり、長蛇の列が・・・。待っている人に訊いたところ、もう1時間半も並んでいるとのこと。それもそのはず、アニメーターはゲスト一人一人にキャラクターの絵を描いていたのでした。そしてまだまだ当分順番が回って来なさそうな雰囲気に、一気に並ぶ気力が失せてしまったのは言うまでもありません。その方は親切にも私の分のサイも頼んでくださったので、というかちょっと横入りさせてもらって、ピンにサインだけ頂けました。感謝感謝です!

 サインも貰ったことだし、そろそろパレードの時間。いつもの「ワンダフル ワールド オブ ディズニー パレード」に10周年をお祝いするケーキのフロートが先頭に追加されただけのパレードで、ちょっと悲しい10周年です。「ワンダフル ワールド オブ ディズニー パレード」のテーマ曲プラス、ショーモードがあり、例によってダンサーが子供を引き入れてのダンスをします。ショーモード時の曲は10周年のテーマが使われています。やっぱり欲しいこのCD。発売しないのかな?

 先頭のケーキ フロートだけ見納め、ビデオポリスで上演中の10周年スペシャル ショー「ミニーズ バースデイ サプライズ」を見にディスカバリーランドへ。30分前でも余裕の待ち列でした。予め選ばれた子供達が先に家族とともに一番前の中央席に案内されて、続いて一般ゲストの入場です(※ショーの始まる約15分前にシーティング)。ショー内容は、ミニーが企画するミッキーのための10周年をお祝いするというストーリー展開です。正統派のキャラクター ショーなので大満足でした。近頃のDLPはサーカスやアクロバットばかりで、こういうディズニーらしい正統派のキャラクター ショーに飢えていた私は大満足!ま、でも東京と比べたらいけませんよ(苦笑)。2回続けてこのショーを見て、後は夜の花火を残すのみとなりました。

 昼食兼夕食をディズニー ビレッジで取って、8時頃にパークに戻るとやっと薄暗くなってきた感じ。8:50はまだちょっと薄暗いかなという時間で、キャッスルに夕焼けが映えてとても美しい時でした。ちょっと明るかったので少し遅れてスペシャル花火「10th Birthday Firework Display」が始まりました。キャッスル脇からの小さめの花火がメインで、クラシックスの曲とともに上がる花火にしばし見とれて、最後は大きな花火も上がり、やはり10周年のテーマソングでフィナーレでした。

 こじんまりではあったけれど、10周年初日のスペシャルイベントは、こんな風に幕が閉じました。確かにWDSオープンに力を入れて肝心のDLP10周年はちょっと期待薄だなとは感じていましたが、このくらいのシンプルさの方がかえって初心に返れて良い気がする10周年初日のスペシャルイベントでした。東京で凝ったショーを見慣れている方はきっとがっかりしたことと思います。どうでしょう?体験された方の感想を是非聞いてみたいですね。

 さて、10周年その他の情報です。3月くらいからキャッスル中央に「10」のロゴが輝いていたんですが、これはセレモニー用と言うことで、12日を境に撤去されてしまいました。残念です。ガイドマップにも12日当日のスペシャル エディションにはこの「10」ロゴが描かれているんですが、やはりこの日だけでした。デザインも新しくピンクカラーになって10周年エディションとなっています。
 記念のグッズは今のところ(4月12日現在)ポストカード、アルバム、ケーキ型の帽子でミッキーのプチぬいぐるみ付き、キーホルダー、子供用Tシャツなど。これから続々と登場することを願いたいですね。本当に願ってるんですけれど(笑) 10周年テーマソングがCD化される日を心待ちにしてます!
 10周年限定ピンは当然売り切れました。午前中には完売したんではないでしょうか。
 レストランに10周年スペシャルセットが出たとはガイドマップには書いてないので、きっとないでしょう、ガッカリ。

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